10年目前の8月12日に、緊急手術をしました。
その時は、吐血し、輸血もし、とても怖かったので、今でもこの病気に
関わることは、体の負担になり不安になります。
ただ、手術をしてくれた医師が、
「この病気になって良かったと思える人生にしてほしい。」、
「病気で人生の幅を狭めてほしくない」と、
目をみて真面目に熱く語ってくれました。
しかも、目線はベッドサイドで横になる私よりも、下から話をしてくれました。
担当医師の温かい想いが、すごく本気だったので、
「そんな風に簡単に思えたらいいな」と、拗ねた気持ちで受け止まることなく、
重病な心身状態にも関わらず、
す~~~っと体に心に沁み込んで来ました☆
心のこもった本気の言葉は、自信を与えてくれたり、大きな支えになりました。
今でも、私の心の宝物です。
私は、この経験から、言葉の大切さ・重みを学びました。
病気をしてからは、『言葉』の威力をおもい知ったので、遣い方を非常に意識して過ごすようになりました。
と、同時に、話すたびに、自分の遣っている言葉が、相手に間違って伝わってないか、不快にさせていないか、
想いはちゃんと伝わっているのかを、常に考えるようになりました。
なぜなら、『言葉』は、「思考の塊」であり、「その人そのもの」であり、「人柄の表れ」、だと気づいたからです。